雨が降った後だというのに

花粉がずいぶん飛んでいたようだ。


或る友人の突然の死。無念、そんな言葉が宙を舞う。こんな形で旧知が集うのは何とも複雑な心持である。明々、暗々、飄々、黙々・・・様々な表情が見られたが、親交の深かった者・付き合いが殆ど無かった者、温度差はあれど、それぞれが彼に(そして自らに)想いを向けていたのだろう。最後に見た彼の顔は、悔しくなるくらい男前だった。でも・・・いや、それ以上は言うまい。


彼の為に生きよう、彼の分まで生きようとは思ってはいけない。ただ無性に悲しくて無性に寂しい、それでいい。もう自分に嘘はつきたくないし、嘘をついても辛いだけだ。といいつつ、涙など見せない強気な自分がここにいる(笑)



良かれ悪かれ、人ってのは大人になっていくものなんだなぁと感じた。いやはや。というわけで、明日からスッパリ気持ちを切り替えていこうと思う。