印象派ロックスター

昨日から我が屋敷では常にクラシックが流れておる。ウイスキーに揺れる氷の音が、都心の喧騒を離れた閑静な住宅地に、昼間っから響く。ほろほろと酔いがまわった頃合に「そろそろ時間です」執事の声が。促されるまま、知人の屋敷へと向かう。


飲み会ホームパーティーの参加者は9人。メニューはワインとチーズに始まり、チャイナ風スープパスタに終わった。豪華な食事にお酒、ご両親や親戚も物腰柔らかで品があり、こちらもついついセレブな本性をのぞかせてしまう。


屋敷に帰ってふと我に返ると、やり残した草野球チームの会計処理やら雑務やらが山積み。明日からはまた仕事だ。びじねすまーん!びじねすまーん!・・・セレブな時間はなかなか続かない。