ラーメン二浪、営業中

「どうすれば現役で受かりますか?」
「どうすれば浪人できるか、しか教えられないなぁ」



今日は大学で受験生の相談?を受けるバイト。「経済学部と文学部ってどう違うんですか?」なんていう質問をしてくる子もいれば、大学を出た後の具体的な進路まで考えている子も。ま、自分の事を考えているのに変わりはない。この時期に大学探しをしている、というだけでも大したものだと思う。と、なかには高校1年生の子も。「大学って何なのかさっぱりわからないです」そりゃそうだ。大学とは何かだなんて、その辺の大学生にも答えられないと思う。



「今の時期何時間くらい勉強してましたか?」「どうすれば英語の成績が上がりますか?」なんて質問も。「勉強は量より質、時間よりも集中することが大事よ」「英語の成績?長文読むといいよ」だなんて普段なら口が裂けても言える台詞じゃないですぜ。知らないことはいいこと、なのかもしれまっせん。



ただ、知っておいた方がいいこともやっぱりある。体験授業だのオープン何とかだなんてのはヨソイキのお顔、参院選同様やっぱり茶番。「普段の授業に潜ってみるといいよ。バレないし、バレたらバレたで直接教授と話ができるから」と全員に伝えておいた。授業の質が云々だとか、学生のレベル云々だとか、入ってからギャップを覚えるよりも、そういったものを受け入れた上で何かを見つけられるような大学生活を送って欲しいな、と爺は思うのです。



折角だし何かのきっかけになればいいなぁ・・・と思いながら話をしてきたが、なんだかんだ自分を振り返るいい機会に。そうそう、小中高浪までを義務教育にすればいいと思う。