ナビスコ杯決勝

サッカーの試合を観戦するのはこれで2度目。1度目は東京スタジアムのお披露目試合だったのだが、そこで石原都知事が始球式をやっているのを見て「あーサッカーにも始球式ってあるんだ」と思った俺が馬鹿でした。今日は始球式はありませんでした。


チケットを取ってくれた友人がジェフファンだったため、ジェフ側にて観戦。黄色に染まる観客席の中でみっちり座っていたら、いつのまにか私めまでジェフファンになっておりました(というかJリーグ発足当時市原ファンだった気もする)。キーパーの好セーブやらパスカットやらを見ているうちにモリモリとテンションが上がり、得点シーンでは自然に立ち上がって叫びながらバンザイをしていた。いやはや面白い試合でした(勝ってよかったw)、また誘っておくれ。その後神宮バッティングセンターでバットを振り、新宿に出て一杯。こんな時に「今新宿で飲んでません?」と連絡してくるelcondorpasa98くん、その勘は入試本番まで取っておきなさい(笑)


軽く飲んだ後、珍しくゲームセンターなる所に赴き、初めてメダルゲームなるものをやる。3人で2時間千円、安い。駅で別れて家に帰る途中、道に倒れている酔っ払いを発見。自転車が倒れ、ハーゲンダッツカップが6つ散乱している。む、これは?!と少し焦って揺すってみると、「おぃら、駄目だぁ。おれぁ駄目な男なんだぁぁ・・・」と泣き出す酔っ払い。意識ははっきりしているようだ。



「痛ぇ、痛ぇよぉ」
「あーちょっと血ぃ出てますねぇ。」
「馬鹿っ、ほんっと馬鹿だおれぁ」
「大分飲んでますからね」
「そう、そうなのよ。おばちゃんが先に行っちゃって」
「ん・・・おっちゃん家近いの?」
「ん、あ、近い。」
「歩ける?」
「あー大丈夫だ1人で帰れる」
「本当?ならまぁいいけど」



10分ほど愚痴が続く。



「ん、あんた誰だ?
「通りすがりの者です」
「嘘つけ!」
「え、いやホント」
「名刺くれ名刺」
「いやまだ学生なんで持ってないんですよ」
「嘘つけ!じゃぁアンタなんだ、22才くらいか?」
「おおビンゴ」
「んなわけねーだろおい。」
「わーったわーった、とりあえず目覚めた?」
「ん。あんたぁ誰だ」
「なら自転車引いて帰るんだよ」
「わかったわかった」
「気をつけてね。おやすみなさい」
「うぉう」


帰宅後なんとなく窓を開けて外を見たら、そのおっちゃんが自転車でさっきとは違う方向に爆走していた。いやはや、秋ですねぇ。