夏の終わり

早稲田実業が優勝、素晴らしい試合でした。試合のテンポが良くてテレビの前から離れられなかった。インタビュー終了と同時にトイレに駆け込んだ人もさぞかし多かっただろうと思う。


試合開始直後、どうせなら駒大苫小牧も初回から田中に投げさせろよ・・・とも思ったのだが、そういえばそんな野球で頂点に立ったチームだった。印象に残っているのは、ホームランで1点取って貰ったその裏、2アウトから田中が四球を出したシーン。試合の流れ、そして結果を左右したのはこの場面だろうと思う。四球は怖いなぁと心底感じた。


最終回、マウンドに集まり瞑目する早実の選手達。最終打席でも気合を前面に出してファールで粘る田中。試合終了のサイレンとともに、終始表情を変えることのなかった斎藤の目から湧き出した涙。泣き崩れる駒苫の選手達の中、1人涙を見せなかった田中。2試合で2時間テープぴったり(6時間)にも及んだ熱闘は、ようやく終わった。



明日、田舎に帰ります。