高松宮記念

カルストンライトオの人気が、無い。

といっても３番人気だが、スプリンターズＳを圧勝した馬への評価としてはかなり低い。理由は「左回りが苦手」「逃げ馬が揃った」の２点だろうか。

「左回りが苦手」というのは正直よく知らないのだが、直線で右にヨレるということなのだろうか。まぁ正直よく知らないので関係ないのである。「逃げ馬が揃った」というのは嘘である。ギャラントアローは近２走控える競馬を教えており、ハナを主張することは無いだろう。メイショウボーラーはフェブラリーＳを逃げ切ってしまったわけだが、芝短距離では泣かず飛ばずの成績。とてもカルストンライトオからハナを奪えるとは思えず。そんな愚を犯すよりもあっさり控える選択肢を取るだろう。ただまぁ新路線を見つけたのだから新路線にこだわればいいのだ。アドマイヤドンがいい例である。芝路線を諦めてもらうためにもここは凡走を期待する。不安材料２点が無くなる（無視する）と、カルストンライトオが崩れるシーンというのは考えづらくなる。というわけで、カルストンライトオが複勝圏に入った（堅実に走った）レースの傾向を調べてみた。

阪急杯・・・２着。１着には３番手から抜け出したキーンランドスワン、３・４着には追い込んできたウインクリューガー・アドマイヤマックス。

スプリンターズＳ・・・１着。２着デュランダル以下、掲示板には追い込み馬が揃う。

函館ＳＳ・・・３着。１着には先行抜け出しシーイズトウショウ、２着には追い込みに賭けたゴールデンロドリゴ。

つまり、あとは「追い込み馬を買えばいい」ということだ。今回該当するのは内枠を引いたウインクリューガー、大外枠だが逆に思い切った騎乗ができそうなアドマイヤマックス、休み明けだがタマモホットプレイ。また道悪だったスプリンターズＳを除いて「上手く流れに乗った先行馬」が好走している。というわけでギャラントアロー、キーンランドスワン、ゴールデンロドリゴあたりには要注意。メイショウボーラーは上記の理由で意地でも買わない。プレシャスカフェは中団儘な気配だが、まぁ蛯名嫌いだからって理由で買わないと痛い目を見そうなので絶対買わない。状態面を考慮すると、印は以下のようになる。

◎カルストンライトオ
○アドマイヤマックス
▲ウインクリューガー
△ゴールデンロドリゴ
△キーンランドスワン
△タマモホットプレイ
△ギャラントアロー