阿弗利加

先輩との仕事のやり方というか、スタンスの違いが結果的にヤッツケの積み重ねを生み出していることに物凄いストレスを感じつつ、多少一杯になりかけたところで定時。焦ったり苛ついたりしていても仕方が無いので、在庫の内容と量を確認して会社を出た。遅れて行くつもりだった飲み会にそそくさと向かう。



相手は高校の先輩と、その友人。野郎3人でアフリカ料理をたらふく食べてきた。カンガルーやらワニやらダチョウやら、意外に「イケるなぁ」という感。調子に乗って食べ過ぎたのでハシゴはせずに、2駅分くらい歩いてその辺の喫茶店に入った。北京ゴリラの話、結局はみんなプラトンなんだよ話、土方と大学生の二択話、文化人類学な話、年取ったなぁって言えるのはまぁいいことなんじゃないか話・・・どこか感覚的ながら時に論理的で無茶だった。



最近慌しかったせいか、それとも単に若さの発露か、どこか根っこが浮ついていて自分のペースもバランスも見失いつつあった。仕事も家も関係なく、なんとなく落ち着く雰囲気だったり居心地のいい時間だったり、ふと気付けば包まれているそんなひとつひとつの暖かさに「幸せだなぁ」と気付かされる。暖かくありたい、そう思う。