助っ人は助っ人でも

今日はマッチョ先輩の引越しの日。引越し祝いはこの前長野で買った蕎麦を渡したので、タオルとラバー付き軍手だけ持って手伝いに行く。家の中では8箇所蚊に食われ、車の中では頭上から板が降ってくる、そんな引越し。でもバイトでの段ボール運びと夏場の野球のお陰か、荷物が少し軽い。調子に乗って3箱同時に運ぼうとした時にスネを強打したのは内緒だ。そういえば、新居の隣家に住むおばーちゃんにずっと



「あら2箱一気に・・・若いわねぇ」
「昨日も引越しだか何だかで2台トラック来てたけど」
「車止めててもどこの車だか貼ってないからわからないのよねぇ」
「階段ねぇ」
「置きっぱなしにされても困るわ」
「あー壊しそう」
「放っとかないでほしいわねそりゃ」



と独り言なのか文句なのかわからないことを色々言われながら、一挙一動をくまなく観察される。夜なのにご近所さんに「おはよう、早いね」と声をかけていたあの老婆、一体何者だったのだろうか。引越し早々何か面白いことが起こりそうな予感、楽しみだ。


マッチョさんがレンタカーを返しに行っている間の1時間半、手伝いに来ていたマッチョパパと2人で話す。なんで上の世代とはあんなに話が弾むのに・・・まぁいいやとにかく色々と面白い話を聞くことができた。その後、焼き鳥屋でご馳走になり、帰りの電車で何故かマッチョパパとガッチリと握手を交わした後、現在に至る。