耳をすませば(続編)〜杉村のくれた物語〜

第一章 夢は潰えて

バイオリン職人を目指し留学していた聖司だが、自らの才能に限界を感じて帰国を決意。自らの凱旋が高校受験に失敗し失意にくれる雫にとっての唯一の望みとなっていたことなど、彼は知る由もなかった。


第二章 重なる崩落

修行を終えて帰国した聖司の傍らにいた美女。頬にそばかすを浮かべたその女性は・・・森は消え、谷は埋まった。変わらないのはあの小高い丘と、やさしく降り注ぐ太陽の光のみ。自分を偽りつづける聖司に未練を感じながらも、雫の胸の内にともっていた火は段々と小さくなっていく。


第三章 コンクリートロード

団地では禁止されていたが、雫はこっそり猫を飼うことにした。名前はエリーゼ、3才になるスマートなメス猫だ。聖司と別れた心の傷を癒されながらも、外の世界を見ることのできないエリーゼに対して芽生える罪悪感。これからは独りで坂道を上っていかなければならない!そう固く決意した雫は、あの丘の上でエリーゼに別れを告げる。その思い出の場所で、森谷に対し罪悪感を覚えながらも雫に暖かい眼差しを送りつづけていた男、野球しか取り得がなかった男と出会う。





うーんグダグダだ。目を閉じて何も見えず、耳をすませば何も聞こえず。昨日は同窓会だった。2時過ぎから花見と称して某公園で宴会、その後は恩師を交えてこ洒落た店で飲む。手を替え品を替え店を替え、結局日付が変わるくらいまで飲む。いやぁ楽しかった。帰った頃にはベロンバロンであった(これが言いたかっただけ