Mixi云々。

今朝レポートを仕上げるためにパソコンを起動したついでにメールチェックをしてみたら、Mixiにメッセージが届いているとのこと。確認してみると、こんなメールが来ていた。

○○さんですか?
もし、○○さんならそんなこそこそ足跡つけるのやめてくださいw
つけるならどうどうとしてください。


足跡ってのは訪問履歴のこと、つまりまぁ誰が何時にどこの日記を見たかがわかるようになっているわけだ。インターネットっていう世界の中でこれだけ匿名性が排除(というか敵視?)されるコミュニティ?ってのはなかなか新鮮・・・でもないのかな。思っていた以上にMixiってところは閉鎖的で実名性が高いみたいだ。とどのつまりこのメールの意味するところは何なんだろうね。個人を特定するためなのか、はたまた「見かけたらコメントくらい残せよ」って事なのか。意味のわからないイチャモンを付けられた気分。腹を立てる前に何故か呆れてしまった。しかしまぁ、おかげでうっすらと感じていたMixiへの違和感・気持ち悪さが徐々にはっきりしてきた感がある。



Mixiが上で感じたような「実名性を持つ閉鎖的空間」であるとすれば、その対極には「匿名性を持つ開放的空間」がある。まぁ2ちゃんだわね。個人的には後者の方が好き。と、こんなことを書くと「無責任な発言ができるからだろー」なんて言われそうだが、全くもってそのとおりだと思う。そりゃそうだ。モラルの低下云々についてのコメントも時々耳にするんだが、そもそも求められるモラルの質が違うわけだから単純に「無責任→モラルの低下」とは言えまい・・・って話逸れてるなぁ。上の捉え方がそこそこ的を得ているとすれば、結局Mixiってのはネット上に作られたでっかい「ムラ」みたいなものなんだろうか。よくわからんが、まぁ情報量が半端ないインターネットっていう世界の中で、閉鎖性やら実名性やらを持ったコミュニティを新しく作るのは難しいだろうな、とは思う。



んー、やっぱり「はっきりしてきた」というのは嘘かもしれない。実名性と匿名性、閉鎖性と開放性がごちゃごちゃになっている部分への違和感なのかもしれないし、もっと違ったところ、コミュニケーションのツールとしてのMixiへの違和感なのかもしれない。ただ、今の薄っぺらい理解のまま突き詰めて考えると、「傷つきたくない症候群」(批判受容耐性が低いってことをこう呼ぶらしい)だの「新たなコミュニティの必要性」だのといったなんだかありがちな方向に行ってしまいそうで嫌だ。って別にそこまで嫌でもないんだけどね。まぁMixi中毒とやらになっている大学の友人の話を聞いて、「単純に楽しいものなのかもしれない」と思うことが無いとはいえないような気がしないこともない。



・・・と、レポートもこんな感じで勢いにまかせて書いてました。