寒々。

「雪景色といえばセーラー服」
そう言ってしまってもいいくらい、セーラー服は雪の中で映える。


というわけで、このクソ寒い中をカメラ片手に散歩に出かけた。別に、変な意図は、無い。普段は大して面白くない街なんだが、色が変わっただけでここまで魅力的に見えてしまうのが不思議だ。自然にシャッターを押してしまう人差し指を叱りつけながら、神社やら公園やらを回る。雪だるまを作る子供らに声をかけて写真を撮ったら、「顔は出ませんよね?」と言われた。何やねん。


ついでに近所の古本屋に寄る。いつも小さくクラシックやらジャズやらが流れている、何とも二枚目な感じの店だ。ついつい長居してしまう三枚目な俺。ぐしし。絵本やら美術書やらを横目に、適当に文庫を漁る。品揃えも渋い。今日は天候のおかげか客は1人、ずいぶんとゆっくりした時間を過ごせた。久しぶりにいい本を買った、そんな気がする。



・・・というわけで締切2日前。レポート2本、未だ手付かず。