分厚い雲の下で

「今年は○○さんから年賀状来てないね」
「あら、死んだのかねぇ」



帰省、というか祖父母と3人でまる1日を過ごしてきた。あのゆったりした時間の流れは田舎ならではのもの、なのだろうか。こたつに入って蜜柑を食べ、お茶を飲み、野良猫と戯れ、飯を喰らい、寝る。なんと贅沢なのだ。居心地が良すぎてついつい長居したくなったが、まぁそういうわけにもいかない。親戚まわりをした後、大量の荷物を背負い家路につく。明日から少しずつ忙しくなりそうだ。