天皇賞

天皇賞当日、府中競馬場で開かれるイベントは「親子で遊ぼう」「『スペシャルウィークシーザリオQUOカードセットプレゼント」等、親子関連の行事が盛り沢山だ。そう、今回の天皇賞のテーマは「親子」である。ちなみに朝の連続テレビ小説風のハルカ」のテーマは「暖かな繋がり」である。


女性天皇容認へと世論が向かう中での天覧競馬ということもあり、牝馬ながらグランプリホースとなったスイープトウショウが注目を浴びることになるかもしれない。しかし、本当にスイープトウショウがここで勝っても良いのだろうか。「暮れの有馬でディープインパクトを迎え撃つ」に相応しい馬なのだろうか。そう、答えは否。女帝となるであろう敬宮愛子内親王の父親、現在の皇太子・徳仁親王の存在を忘れてはいけない。次の天皇は「男性」なのである。


相応しい馬は、1頭しかいない。そう、昨年の年度代表馬・・・ゼンノロブロイ宝塚記念で惜敗、インターナショナルSも2着と勝ちきれない競馬が続く。先代シンボリクリスエスの後を次いだ彼は、未だに「真の王者」に成りきれてはいない。そんな中、鞍上がかつての相棒・横山典弘に、変わる。人格否定発言等により疎遠になりつつあった藤澤厩舎との壁が、今まさに壊されようとしている。親子、兄弟、師弟。核家族化・少子化の進む現代の日本に必要なもの、それはまさに「暖かな繋がり」だ。



頭が決まった。あとは相手を絞るのみ。安田記念ではあわやの2着、宝塚記念ではゼンノロブロイを破り見事にグランプリホースとなったスイープトウショウ、頭は無いとはいえ軽視するわけにはいかない。そして6歳にして本格化の時を迎えた安田記念の覇者・アサクサデンエン。距離への不安はほぼ無いといっていいだろう。脚質の自在性・勝負強さを考えると、軽視されそうな今回はまさに「買い」。同様にタップダンスシチーも年齢・休み明けが嫌われるかもしれないが、得意の左回りでかつハナを主張しそうなのはストーミーカフェのみ。軽視は禁物だろう。リンカーンは前走メイチの仕上げ、今回は苦手の府中・・・厳しい。ハーツクライは出来次第。あとは武豊に捨てられてしまったアドマイヤグルーヴに救いの手を差し伸べる。


ゼンノロブロイ
タップダンスシチー
スイープトウショウ
アサクサデンエン
アドマイヤグルーヴ




最後にこっそり。


武蔵野S
サイレントディール
マイネルモルゲン
カネヒキリ以外の三歳馬


スワンS
ギャラントアロー



もう見ないかも・・・なんて書いていたが、やっぱり「花より男子」見ちまった。主役が上手いと脇の演技が安っぽいのも許せる、ような気がするよ。うん。