宝塚記念展望②

一番人気となりそうなタップダンスシチー。ロングスパートが身上の馬だ。
シンボリクリスエスが引退した今や、最強馬と言っても過言では無いだろう。
前走も休み明けながら完勝、年齢による衰えなど感じさせない。
そして、今回も当然ながら中心視されている。
では、付け入る隙は全く無いのか？今回買わざるを得ないのだろうか？
探してみた。注目すべきは昨年の金鯱賞→宝塚の内容。

金鯱・・・先行ロングスパートで完勝
宝塚・・・先行ロングスパートも最後差され３着

金鯱賞で追い込んで２着だったのは今年の安田記念を勝ったツルマルボーイ。
そして、宝塚ではツルマルに逆転を許した。何故か。
そう、ペース・展開等もあるだろうが、最も大きな原因は「坂」にある。
坂で脚が止まるのだ。だから有馬記念でシンボリクリスエスに差され、宝塚ではツルマルに差された。
付け入る隙は、そこしかない。

そして、もう一頭ロングスパートが身上の馬がいる。ザッツザプレンティだ。
菊花賞で煮え湯を飲まされたデムーロが騎乗するが、彼がこの馬の持ち味を生かさないはずがない。
前走もスピードに乗ったあたりでゴール板、完全な騎乗ミスだ。てなわけでこの乗り替わりは死ぬほど大きい。
今年に入っての戦績はアレだが、実力の割に舐められている今回は迷わず「買い」である。

一昨年・昨年連続２着のツルマルボーイは、今年は中１週での参戦。
間をあけた方がいい馬なので、安田記念に目標を置いていたのは明らか。
まあ、脚を最後まで貯めてさらに展開が向けば３着はあるだろう。
しかし安勝が横典同様我慢できるとは思えず、ここは消した方がいいように思われる。

武豊騎乗でそこそこ人気を集めそうなリンカーン。
今回は先行してくるだろうと思われる。有馬記念でスタミナは確認済みだ。
このコースで勝ちに来るなら、武豊は追込み一気なんて馬鹿なことはしない（ハズ）

やっとこさ戻ってきたぞローエングリン（字余り）
横山典のホクソ笑みが目に見えるようだ。
とまぁ妄想はさておくとして。暴走癖も治り前走抑える競馬も覚えた。
３歳時に３着と適正を見せた舞台、前走の凡走で人気を落とすならばやはり「買い」である。

ゼ、ゼンノロブロイ。
やっとこさ藤沢さんオリヴァーを見限ったか。その理由は１つ、仕掛けが早いから。
てなわけで、去年のクリスエスの轍を踏まないように早仕掛けだけはさせまい。
何度も言うが、現４歳で一番強いのはサクラプレジデントかこの馬（かチャクラ）（ンナワケナイ）